選考の過程が見えづらく、身内の理事からも「茶番」との声が聞かれた日本オリンピック委員会（JOC）の会長選びが変わる。根回しによる一本化をやめ、理事の闊達（かったつ）な議論にゆだねる方向だ。 「全く前例にはとらわれない」。10日の理事 ...

閉山した日本の金鉱山が注目されている。金の価格が高騰している上、採掘技術も進歩し、外資系企業が再発掘に乗り出しているのだ。舞台のひとつが北海道。地元では賛否両論があり、あつれきも生じている。

運転手への不適切な点呼の横行が発覚した日本郵便が、2022年以降に点呼の未実施などの内部通報を受けながら事実認定せず、対策を取っていなかったことがわかった。全国的な問題発覚直後の今年3月、一転して内部通報の内容を認めたが、国土交通省の監査を受け、トラ ...

公立学校教員の給与について定めた教員給与特措法（給特法）が１１日、国会で改正された。同法は、残業代がない代わりに、基本給の一定割合を上乗せ支給する独特の仕組みだ。

卵は「横向き」で落とした方が、実は割れにくい――。米マサチューセッツ工科大（ＭＩＴ）などの研究チームが通説を覆す発見をした。卵料理をつくるときにも影響を与えそうな成果は、英科学誌に載った。

植物の保護と入山者の安全のため、毎年5月7日から6月末日まで閉鎖される尾瀬最古参・至仏山の利用ルールが「自然保護の象徴」と讃（たた）えられて久しい。快晴が続くこの日も、一大観光地の如（ごと）く混雑するのかが気になるところだ。

シルクロード の踏査に大きな足跡を残した大谷探検隊。その一翼を担った人物こそ吉川小一郎だった――。といっても彼を知る人はそういない。 龍谷大学 龍谷ミュージアム（ 京都市 ）は、そんな吉川に光を当てる「マニアック」（同館）な企画展を開催中だ。

雨が降る５月２５日の日曜日の朝。札幌市の大和ハウスプレミストドーム（札幌ドーム）の入り口へ、黒いスーツ姿の集団が続々と吸い込まれていく。全国各地から集まった郵便局長らだ。

日本国際博覧会協会は、ユスリカの発生源とされる水辺「ウォータープラザ」で行われる噴水ショーのスタッフが、元の画像が投稿された5月26日に観客のそばで市販の殺虫スプレーを散布したことを確認した。しかし、効果に疑問があるため、今後はやめるように要請した。

何やらSNS時代の警句のようだが、書かれたのは約2千年前。古代ローマの軍人で政治家のガイウス・ユリウス・カエサル（ジュリアス・シーザー）の「ガリア戦記」の一節だ。 学生のころ読んだ名著をふと思い出したのは、「財務省解体デモ」の場だった。

日本政府は、人件費や研究費を支える基盤的経費を減らし、過度に競争をあおる政策を続ける。国立大への 運営費交付金 は、法人化以降の２０年で１３％減り、今は総額約１兆円だ。１００校近く増えた私立大に対する 私学助成 は約３千億円で横ばいだ。

中国軍の戦闘機が西太平洋の公海上で２度にわたって海上自衛隊の哨戒機に異常接近した。偶発的な衝突を招きかねなかった。あまりに危険な行為だ。中国側に再発防止を強く求める。